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食品工場建設プロジェクトの流れ
食品工場建設プロジェクトがどのような流れで進むのか、目安となる期間とともに紹介します。
食品工場建設プロジェクトの難しさ
食品工場建設は通常の工場建設プロジェクトとは異なる難しさや落とし穴となるポイントがあります。
関係者が多岐にわたる
通常の工場建設に関わる人だけでなく、食品工場プロジェクトでは保健所、自治体、業界団体、サプライヤー、取引先などを巻き込む必要があります。関係者が多いため、仕様や設備の協議や決定に工数がかかりがちです。
多くの専門要件がある
食品工場の建設には、一般の工場にはない多くの専門要件があります。例えば原料と製品の動線を分けるゾーニング、空気や水の流れを制御する衛生設計、作業者の手洗いや更衣など衛生行動を支える設備などがあり、図面の段階から反映させなければ、稼働後に運用しにくい建物になるケースもあります。
食品工場建設プロジェクトの基本的な流れ
1
計画・調査
工場の目的や生産量、HACCP対応の要件を整理します。敷地条件や法規制、既存設備の調査も行い、プロジェクトの前提を固めます。
1〜3ヶ月
2
基本構想・概算見積
ゾーニングやレイアウトの方向性を検討し、概算見積を提示します。おおよその規模や予算感を把握し、計画の実現可能性を確認します。
1〜2ヶ月
3
設計・詳細見積
基本設計から実施設計へと進み、HACCPを反映した詳細な仕様を決定します。設備や仕上げ材まで詰め、詳細見積を算出します。
3〜6ヶ月
4
施工・稼働準備
工事を進め、竣工後は保健所の営業許可や工場の試運転を実施します。作業者教育やマニュアル整備を行い、HACCP対応工場として稼働を開始します。
6ヶ月〜
重要なのは「計画・調査」フェーズ
食品工場建設は「計画・調査」の質で、その後の成否が大きく左右されます。 つまり「最初の1〜3か月をどれだけ丁寧に取り組むか」が、その後1年〜2年の成果を決定づけます。





